2007年9月

クルミよ、いずこへ?

 高原の街、軽井沢にも少し秋の気配が漂い始めましたね。野鳥の森でもクルミが“まんまる”になっています。多くの植物は、種が遠くに運ばれることによって、子孫を増やしていきます。風に吹かれて飛んでいくタンポポの種や、動物の毛や人の服にくっつくセンダングサの種 などの“ひっつき虫”なんて呼ばれているものもありますね。
 では、クルミはどうやって遠くに行くんでしょう?実は、あの重たい実を運んでくれるのは、クルミが大好きなリスやネズミたち。ある研究者が、クルミに発信器をつけて調べたところ、なんと160mも運ばれていた ものもあったとか。美味しいクルミですから、ほとんどは食べられてしまいます。でも、運ばれたまま食べ忘れられた実達が、いつか新しい“リス達のレストラン”を開店させるのでしょうね。