2007年1月

冬の渡り鳥1

 翼を持ち、大空を自由に飛ぶ野鳥たち。彼らの中には、厳しい冬を乗り越えるため、「移動」という手段を選んだ者がいます。それが「渡り鳥」です。すごしやすい越冬地を求め、海も国境も越え、時に何千キロもの旅をするのです。冬が十分に厳しい軽井沢にも、さらに北の国から、渡り鳥たちがやってきています。
 雲場池をはじめ、町内にはたくさんの池があります。そこには色とりどりのカモたちが集まります。カルガモやマガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモなどです。夏に見られたカルガモとマガモの一部を除けば、皆、サハリンやシベリアから渡ってきました。
 彼らにとって冬は、来春のパートナーを決める大切な季節です。カルガモ以外の種類では、オスがその種特有の美しい羽毛を装い、水上ダンスを舞ってメスにアピールします。そして来春、2羽は一緒に故郷へと旅立つのです。